男役「愛月ひかる」について
きのです\( ¨̮ )/
24日は宙組博多座のライブビューイング、そして25日は博多座千秋楽でしたね。
旅行に行っていたため、ライビュは見れませんでしたが、あの素晴らしい舞台を直接見れたのは最高でした。。。
博多座が終わった、ということは、愛月ひかるが宙組から専科へ異動したということです。
愛ちゃんの専科異動の発表はあまりにも突然で、私もブログで書きましたが、みんな驚いていたように思います。
今回、博多座が千秋楽を迎えるにあたり、もう一度、愛月ひかるについて書きたいと思います。
愛月ひかる
愛称は愛ちゃん。2007年入団、93期。
入団当時からずっと宙組で活躍されていました。
私が愛ちゃんを知ったのは、初めて宙組を見た2017年の王妃の館ですが、愛ちゃんを好きになったのは、正直いつだったか覚えていません。でも、いつの間にか、私の中で愛月ひかるは今の宙組には欠かせない人という存在になっていました。
まぁ様の時代から3番手さんとして活躍されてきて、当然そのまま2番手になるんだろうなと思っていました。だからキキちゃんの組替えが発表されたときは驚いたものです。
愛ちゃんは3番手のままなの?
愛ちゃんは宙組初の生え抜きトップになるんじゃないの?
キキちゃんの組替え発表時はこんな風に思いましたが、一方で、愛ちゃんはトップには向いてないと思うようになったのもこの頃な気がします。
愛ちゃんがトップに向いてないと思う要因として、歌が上手くないという要素があると思います。そしてこれは今だから思うことなのですが、愛ちゃんは存在感がありすぎるのでは。
エリザベートのルキーニ、神々の土地のラスプーチン、今回の黒い瞳のプガチョフ。癖のある役をやらせたら天下一品だと思います。だからこそ、トップにならないのではないかとも思うのです。あまりにも演技力がありすぎて、癖のある役が合いすぎて、トップになってしまうと他の役者さんを食ってしまうのじゃないかなって。だから専科なのかなって。(と、無理やり納得させている節があります笑。まあ実際そうなのかなって他の人を見ていても思います。ちなつさんとか、あきらさんとか、美弥さんとか)
でも、愛ちゃんには、他のジェンヌさんにはないような魅力もあると思うのです。
それは、溢れるほどの気品。
私が思う愛月ひかるの最大の魅力は、古き良き宝塚を感じさせる優美な気品、洗練された立ち居振る舞い、いかなるときでも男役であることを忘れないプロ根性なのです。
もちろん愛ちゃんの、舞台に立っているときとそうでないときのギャップもたまりません。しかしそれも、舞台上での華やかな気品があるからこそ、映えるものだと思います。
もし今度、愛ちゃんが出る舞台を見る機会があれば、ぜひ愛ちゃんの身のこなしに注目して頂きたいのです。お芝居、ダンス、なんでも構いません。というか全てを見て欲しい。
愛ちゃんの身のこなしには、ついつい目で追いかけたくなってしまうような優雅さがあります。ずば抜けて踊りが上手いわけではないのですが、愛ちゃんの踊りはとても丁寧で、とても美しいのです。
それは愛ちゃんならではの魅力だと思います。
宙組を見るうちに、私はこの愛ちゃんの美しさにどんどん惹かれてしまい、愛ちゃんが大好きになりました。
愛ちゃんは宙組ではなくなってしまいましたが、この愛ちゃんの魅力は決してなくなりません。愛ちゃんはどこに行っても愛ちゃんだし、私はそんな愛ちゃんをこれからもたくさん応援したいです。
今までは宙組好きな人しか知らなかった愛ちゃんの魅力が、他の組のファンの方にも知ってもらえると思うと、わくわくします。
どうか、愛ちゃんの未来が明るいものでありますように。
愛ちゃん、博多座千秋楽お疲れ様でした!
これからは専科として愛ちゃんらしく頑張ってください☺️
ずっと応援しています!!
では!
きの。